ぶどうの剪定作業

皆さんこんにちは!

 

現在、農園では剪定という作業を行なっています。これは前年に伸ばしていた枝を根元の方からカットしていく作業です。

 

まずはこちらご覧ください。

 

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小さな膨らみが見えると思います。これがぶどうの芽の赤ちゃんです。暫くするとここから新芽が出てきてやがて枝になっていきます。

 

そのためこの膨らんだ部分を残して剪定を行っていく必要があります。

 

更に、ただ残っていれば良いというわけではなく、その位置にも気をつける必要があります。

 

ここで問題です!

 

次の2枚の写真のうち、どちらの芽の赤ちゃんが適切な位置にあるといえるでしょうか?

 

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お分かりになりましたか?

 

正解は1枚目の写真です!

 

枝の上部が適切な位置となります。

 

2枚目の写真のように下部に位置している場合、芽が育ち大きくなった時自らの重さに耐えきれず、根元からポロッと落ちてしまう可能性が高いのです。

 

ここでは割愛しますが、この他にも多くのデメリットあります。

 

基本的には芽が下部にある場合それを使用する事はしません。

 

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このような状態にカット出来れば理想的だと思います。とはいえ、この作業はそれ程神経質にならなくても問題はないと思います。

 

ただ枝が硬いので数をこなしていくと手が痛くなりますね。酷くなると腱鞘炎になり、手術が必要になる事もあります。

 

痛めないよう適度にサボりながら作業していこうと思います(笑)

 

それでは!